今を生きる介護日記

認知症・失語症・脳梗塞で右半身麻痺の母を介護

母を手本に父を反面教師に

どうも。さとやです。

 

私は小さい頃。両親から「勉強しろ!」と

言われたことは一度もありません。

厳しく教育やしつけを受けることなく

ゆる〜く放任主義で育ちました。

 

ただ、ひとつだけ

からしつこく言われたことがあります。

それは「部屋を綺麗にしなさい」

ということです。

 

母が綺麗好きであるということもあり

掃除、片付け、整理整頓は、

常に行うようにと言われ続けました。

 

そして、母から勉強よりも積極的にやるように

仕向けられたのは、家事です。

 

私が小学生の頃から料理と洗濯を教えられ

炒飯や焼きそばといった簡単な炒め物を作ったり

野球のユニフォームを洗濯したりと

母は私にできる範囲で

家事を任せるようになりました。

 

これは、たぶん

父が全く家事をしないというかできない人間で

そういう大人になると私が困るという思いと

母が楽をしたかったからだと思います。

 

本当に父は、家では何もしない人間で

私も「お父さんみたいになりたくない」

と小さい頃から介護をするまで

長年思っていました。

 

逆に母は、どんなに忙しくても

掃除は欠かさない人で

我が家は、いつも綺麗な空間が

保たれていました。

 

そういう意味では、

母を手本に父を反面教師

にしていたと思います。

 

現在、母を在宅で介護をしていて

我が家は、生活しやすい環境だなと感じます。

それは、母が掃除、片付け、整理整頓を

怠らなかったからです。

 

介護生活を送るようになって

私が母の意思を受け継いで家事をしています。

 

母から言われた「部屋を綺麗にしなさい」

という言葉を守り

常に掃除、片付け、整理整頓を行って

綺麗な部屋で母を介護しています。

 

それでは、また。