今を生きる介護日記

認知症・失語症・脳梗塞で右半身麻痺の母を介護

両親からのプレゼント

どうも。さとやです。

 

2022年1月、脳梗塞で入院していた母が

右半身麻痺の状態で退院。

母の在宅介護が始まりましたが

うまくいかないことの連続で

本当に悩みが尽きませんでした。

 

そして、2022年12月には、

施設に預けていた、父が亡くなりました。

 

まぁ、いろんなことがありましたが

私が介護生活で一番感じたことは、

「ピンチになると人が助けてくれる」

ということです。

 

私は、うまくいかない母の介護に

何十回、何百回と嘆き、

「もうダメかな」と全てを投げ出したい気持ちで

落ち込む日が続きました。

 

そんな時、

母が通っているデイサービスの施設長さんが

適切なアドバイスをしてくれたり

ケアマネさんが親身になって

会話をする場を設けてくれたり

その他にも医療、介護に携わっている人には、

良くしてくれました。

 

本当にみんな優しい。

私は、本当にいい人に恵まれている

実感しました。

 

私は、両親から何か厳しく

しつけられたり、教育を受けたということはなく

放任主義で育ちました。

 

でも、私が小さい頃から見てきた両親は、

困った人を助けたり

近所や学校でトラブルが起きても

穏やかに対応する姿でした。

 

だから、私がピンチになって

いろんな人が助けてくれたのも

両親の人柄だと思います。

そして、両親から

「人を大切にすることが自らを助ける」ことを

教えられた気がします。

 

父は亡くなり、母は認知症失語症

両親から何かメッセージを

受けることはできません。

 

ただ、今までのあらゆる出来事は、

「人ととの繋がりを大切にする」

ことに気づくためのものであり

それらを私は、

両親からのプレゼントだと受け取りました。

 

これからも自分と人を大切に

穏やかに生きていきたいと思います。

 

それでは、また。