今を生きる介護日記

認知症・失語症・脳梗塞で右半身麻痺の母を介護

芝居も介護も人生は心

どうも。さとやです。

 

私は昔、劇団や事務所に所属し

俳優をやっていました。

 

劇団時代は、舞台を中心に。

事務所に所属していた時は、

ドラマ・映画・CMのエキストラや再現ドラマに

出演するなど活動していました。

 

そんな私は、

現在、母を在宅で介護をしています。

 

家にいている時は、母とテレビを観ていますが

やっぱり、観るのは時代劇が多いです。

 

時代劇を観ている時の母は、

テレビの画面から目を離すことなく

食い入るように観ています。

 

母は昔からドラマが好きで

特に時代劇を観る時は、集中しています。

それは、昔も今も変わらないです。

 

私はと言うと、コメディが好きだったので

あまり時代劇は観なかったんですが

母と一緒に観るようになって

時代劇が好きになりました。

 

特に1980年代に放送している作品を

BSやCSで観ていますが

昔のドラマは、ヒーローと悪役が

ハッキリしていて面白い。

 

演技もわかりやすくて

技術よりも人間味溢れる心で

演じている俳優さんが多い気がします。

 

私は俳優時代に受けていたレッスンの講師から

芝居は、頭ではなく心が大事

とよく言われました。

 

俳優として経験を積むと「心で演じる」

ということができるようになりますが

人間は、頭で考えることを

優先してしまう生き物なので

感じることを表現するのは難しい。

 

現在、私は母を介護していますが

母は、認知症失語症脳梗塞の影響で

脳の機能が低下しています。

理解力と表現力が劣っている状態です。

 

だから、何か変化を感じる力

「心」が大切になります。

 

芝居も介護も人生は心が大切ですね。

それでは、また。