どうも。さとやです。
今朝、母と朝食をとりながら
テレビを観ていました。
私が住んでいる兵庫県では、
朝の9時からアナザーストーリーズを放送。
テーマは、1985年阪神タイガース優勝でした。
母は、学生時代から阪神タイガースのファン。
その影響で、私もファンになりました。
小さい頃はよく、甲子園に連れて行ってくれて
母とは、阪神タイガースの話で盛り上がることが
多かったです。
ただ、認知症になり
介護を受ける身となった母は、
野球というスポーツを理解できないのか
忘れてしまったのか
阪神タイガースに興味がなくなっていました。
だから、今朝、アナザーストーリーズは、
私だけが楽しむために観ていたんです。
でも、一緒に観ていた母が途中から泣き出し
失語症で声が出ないにも関わらず
「ウワァー」と大声をあげて
号泣していました。
当時の映像を観て
何か思い出したのかもしれません。
母は1985年タイガースが優勝した次の日。
朝早く、駅の売店へ
スポーツ新聞を買いに行きましたが
「ほとんど売り切れているわぁ。
残っているのはスポーツ報知だけ」
(スポーツ報知は巨人系列の新聞社)
と言って、新聞は買えず、残念な顔をしながら
でも、優勝したことで、嬉しそうにしていた母を
今でも、よく覚えています。
残念ながら、アナザーストーリーズの途中で
デイサービスのお迎えが来たので
母は、最後まで観ることができませんでした。
でも、母の中に1985年の阪神タイガース優勝は、
強烈な思い出として残っているんだなぁと
私は、嬉しい気持ちになりました。
今年、阪神タイガースは1985年当時の
主力選手で前回の優勝監督の岡田さんが
監督として復帰しました。
岡田監督は、優勝と言うと
選手がプレッシャーを感じるので
優勝をアレと言っています。
2023年、阪神タイガースのアレのために
私は、母と一緒に応援したいと思います。
それでは、また。